機関投資家のスケジュールを知る方法

機関投資家が売り買いするスケジュール・条件・ルールを知れば、機関投資家の動きに「先乗り」することができます。
ここではその話をもう少し詳しく掘り下げてみましょう。
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ベストな売買タイミングとは
運用にはスタート(買い)があれば絶対にエンド(売り)があります。
機関投資家のスケジュールにはルールも法則もあります。
・1年の中で何月に運用(売り買い)が行われるか
・その月の特に何日に売り買いが行われるか
・その日の特に何時に売り買いが行われやすいのか
これを覚えておけば機関投資家の動きに先乗りすることができるわけです。
ヘッジファンドには決算がありますが、2月・5月・8月・11月に四半期決算があることが多く、その決算までに運用益を算出するべく株を売って利益を確定する必要が発生します。そのため、2月・5月・8月・11月の決算前は荒れやすいと言われています。
他にも、
・6月後半には売り特需・買い特需がある
・運用中に相場が●●%下がったら強制的に損切りする
・夏休みは海外投資家が休暇に入るので、夏枯れ相場で出来高が減ることにより仕手を仕掛けやすい小型株が儲けやすい
・冬休みはクリスマス前に持ち株を全部処理しようとする売り圧力が強い
・運用者のボーナスを確定したいため、年末には持ち株をいったん全部売って利益を確定させる筋が多い
・その担当者毎の決算や手仕舞いすべき事由直前の、なるべく高い所で利確するから、その後は株価が下がりやすい
・決算後にはまた運用が開始されるため、皆の運用が開始されてからは株価も上昇しやすい
…などなど。そして、それぞれのタイミングや事象には相場を作る人、主体者がいます。
メインの主体者の都合で株価の動向が決まることが多いのです。
機関投資家たちの仕事
主体者の都合に合わせてプロの相場の世界で先乗り・相乗りし、お互いに儲けあうのが機関投資家です。
ここまで述べたように、タイミングと主体者の都合に合わせて行うのが株の運用というものなのです。
そう考えれば、彼らがチャートで売り買いを決めていないのは当然のことと言えます。
それぞれの都合に合わせて阿吽の呼吸で協力し合い儲けあうのが、プロの投資家たちの仕事とも言えるでしょう。
この主体者の都合を無視してチャートしか読まない運用をすること、つまり流れに逆らうことは負けしか意味しないということになります。
それを勝てるようにしてくれるのが「源太カレンダー」であり、源太流「3種の神器」であるというわけです。